小学校の20代の教員が、出身大学の入学難易度を「難しくない」と答える割合が、他の年代より高いことがわかった。文部科学省の委託で、どんな人が教員になっているかを探った初の全国調査。分析した龍谷大の松岡亮二准教授(教育社会学)は、小学校教員免許を取れる私立大が増えたことや教員採用試験の倍率低下を背景に「かつてなら採用されなかった人が教員になっている可能性がある」と指摘しつつ、「難関大卒の教員が子どもにとってよいかどうか分からず、さらに調査する必要がある」と話す。
調査は「教員の資質能力の育成等に関する調査研究」。その中で、出身大の「一般的な入学の難しさ」について「難しい」「まあ難しい」「ふつう」「あまり難しくない」「難しくない」「わからない」の6択で質問した。
結果、「あまり難しくない」「難しくない」と解答した正規教員の割合は、小学校では20代が26・7%と30代(14・8%)の倍近くに。40代(11・6%)、50代(11・5%)の倍以上になるなど高かった。
自分の出身大が難しくないと考える小学校若手教員が増えています。なぜなのでしょう.龍谷大の松岡亮二准教授が考えた理由は・・・。
中学3年の時の成績の自己評…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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