杉山匡史
ヤマタノオロチが描かれた出雲版ナンバープレートの交付が、昨年5月の開始から4千台を超えた。島根県出雲市と奥出雲、飯南両町などによる出雲ナンバー推進協議会(事務局・同市)は突破を記念し、ナンバー取得者か申込者を対象に、抽選で好きなナンバーのキーホルダーを贈る取り組みをしている。
出雲ナンバーは5月11日、3市町を対象地域に観光PRや地域振興などを期待して作った。5年間で3千台が目標だったが、今年2月に早々に達成。9月末で4039台(カラー2357、モノクロ1682)となり、同じ日に交付を始めた全国17地域の中では松戸(千葉)、飛鳥(奈良)に次ぐ多さという。
キーホルダーは、昨年も1260台(当て字で「いずも」)の突破記念で作った。第2弾の今回は、来年2月28日までが実施期間で、毎月抽選で50人に贈る。希望者は取得ナンバーの写真か領収書の写しを添え、所定用紙かインターネットで申し込む。
期間中、3市町の道の駅や温泉施設など計7カ所でデジタルスタンプラリーも実施する。巡った箇所数に応じて1千~5千円の特産品を抽選で贈る。会長を務める出雲市の飯塚俊之市長は「出雲の認知度を高める『走る広告塔』。多くの人につけてもらいたい」。
問い合わせは事務局の市縁結び定住課(0853・21・6771、平日午前9時~午後5時)へ。(杉山匡史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル