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政府の新型コロナウイルス対策分科会のメンバーで川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は都内で講演し、「重症者が増えていて医療機関を圧迫している」などと現在の感染状況に危機感を示しました。 川崎市健康安全研究所・岡部信彦所長:「やはり感染が広がって母数が多くなれば少ない割合でも若者のなかにも重症者が出てくる。あるいは基礎疾患を持っている若者もいるわけで、そういうところに(感染が)及んでしまう。高齢者に広がってくればそれだけリスクが高くなる」
岡部所長はこのように述べ、他の病気などで苦しむ人が治療を受けられなくなり、医療全体の低下につながりかねないなどと危機感を示しました。そのうえで、改めて酒を伴う会食などについて自粛するよう訴えています。また、東京の新規感染者数が570人となり、重症者の数が緊急事態宣言解除以降、過去最多の61人となったことについては「感染者数よりも重症者数に注目すべき」としています。そのうえで、現状については「現場の医師からは厳しい状況だという声が上がっていて、非常に警戒している」と話しました。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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