吉沢英将
気象庁は14日、中国、近畿、東海、北陸の計4地方が梅雨入りしたとみられると発表した。向こう1週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなると見込まれている。
同庁によると、昨年に比べ、中国で33日、近畿で2日、東海、北陸で1日、いずれも遅い梅雨入り。平年比でも、中国、近畿、東海で8日、北陸で3日、いずれも遅くなった。
昨年は梅雨前線の北上が早かったが、今年は上空の寒気の南下などの影響を受けて北上を阻まれていた。日本の南東の太平洋高気圧がようやく列島に張り出し、梅雨前線も北へ押し出され、11日以降、九州や四国でも梅雨入りの発表が続いていた。
沖縄・奄美や関東甲信ではすでに梅雨入りしたとみられている。(吉沢英将)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル