高絢実
名古屋市内の百貨店で2日、新春恒例の初売りが行われ、大勢の買い物客らでにぎわった。
JR名古屋高島屋(名古屋市中村区)では、午前9時半の開店前から、昨年より約400人多い約2千人が並んだ。開店を約20分早め、客らは福袋やセール商品などを買い求めた。
愛知県一宮市から母親と訪れた会社員の女性(45)は、2万円相当の男性用のパジャマセットが入った5500円の福袋を手に入れた。「かなりお得だと思った。良い物があればまた買いたい」と笑顔をみせた。
同県春日井市の無職の女性(73)はステーキ用の肉や菓子などの食料品をセール価格で購入。他店にもこれから足を運ぶといい、「ネットで注文した福袋を受け取りに行きます」と声を弾ませた。
JR名古屋高島屋では、店頭とオンラインで計約2万2千個の福袋を用意。東海道新幹線の車両工場で見学できるなどの「体験型」の福袋もある。広報担当者は「1年に1回の福袋販売と初商なので、楽しんでいただければと思う」と話した。(高絢実)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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