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12日の新型コロナウイルスの新規感染者は、全国で1658人と過去最多を更新しました。 これだけ感染者が増えてくると、年末年始の行事にも影響が出てきそうです。
政府の新型コロナ対策分科会は、こういったイベントに向けての提言も行っています。
飯村真一アナウンサーが行事やイベントでの感染対策などを紹介します。 ■イベント制限は来年2月まで継続 新型コロナ対策分科会では、イベントの制限をどうするのかということも話されています。
スポーツイベントやロックコンサート、ライブハウスといった大声を出す場所の収容率は50%ということです。 一方、クラシックコンサートや芸能、演劇は収容率100%ということです。 そこで、尾身茂会長は「緊急事態宣言は出したくないと皆さん思っている。回避のため、今が非常に重要な時期だ」と話し、イベントの人数制限は来年2月末までは継続する方針を分科会は了承しました。 ■映画館、満席のポップコーンは容認 そんななか、映画館では一部制限が緩和になっています。現在、収容率を仮に100%にした場合、ポップコーンやホットドックなどの食べ物の提供は不可ということになっています。
一方、食べ物を提供するのであれば収容率は50%にと、業界団体がガイドラインを決めています。 これが来月1日から、館内で食べながら会話禁止という条件付きですが、収容率100%でも食べ物の提供を可とするそうです。 これはなぜなのかというと、実験を行っているのですが、ポップコーンを頬張って大声で笑っても、飛沫(ひまつ)の発生頻度が高まる傾向が見られなかったということなのです。
食べても食べなくても、そこで笑った場合にその飛沫は変わらなかったそうです。 ■新年、初詣での感染予防の注意点は? 初詣の対策はどうなるのでしょうか。 マスク着用を徹底した上で、混雑の防止や食べ歩きを控え、持ち帰ることを推奨するように求めています。
マスクを外して話さないというのは注意できそうですが、混雑の防止はなかなか難しく悩ましいところではあります。 また、神社によっては三が日にこだわらず、1月中の参拝を呼び掛けているところもあります。
ご利益は変わらないと考えて、なるべく分散しましょうということです。
また、(年末年始に限らず、今もそうしているところが多いですが、)柄杓(ひしゃく)と鈴緒(すずのお)の利用を一時的に取りやめている神社もあります。 12日に京都の東本願寺に話を聞きました。
東本願寺では、先月から電子決済によるさい銭を導入しているそうです。専用のQRコードがあり、コンビニやスーパーで払うような感じでスマホで読み込むと、さい銭を入れられるということです。 これで不特定多数が触る現金を避けて、感染リスクを減らすことができます。
また、さい銭箱の所に人が集中することもないため、東本願寺では年末年始にかかわらず、こういったコロナ対策を先月から始めているということです。 (「グッド!モーニング」11月13日放送分より)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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