記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます。
「食べきれず残りがち」「家にあるもので料理しなければ」。そんなとき、食材の冷凍方法を知っていれば心強いです。でも、おいしくなくなるという悩みもよく聞きます。冷凍を学ぶシリーズを5回連載します。
今回は、冷凍した野菜を使ったスープ。野菜を刻んで冷凍しておけば、いつでも必要な量を使えます。
ただ、調理科学監修の梶原一人・東京工科大学元教授(食品保存学)によると、冷凍は食材中の水分が凍る現象なので=Cookery Science参照=、サラダなど一般的に食感を楽しみたい料理では、冷凍前にひとゆでしたり、解凍時の速度・温度帯に気をつけたりと、注意が必要。一方、スープなど煮込んで軟らかく食べる料理なら、そのまま冷凍・調理してもおいしくいただけます。料理監修の渡辺あきこさんは「多種類の野菜を少量ずつ、という使い方もでき、メニューにバリエーションが出しやすいです」と話します。(小林未来)
野菜スープ
(材料・2人前) 料理監修:渡辺あきこさん(料理研究家)
□ タマネギ(冷凍) 60g
□ セロリ(冷凍) 20g
□ シメジ(冷凍) 50g
□ ミニトマト(冷凍) 4個
□ ニンニク(冷凍) 1片
□ ベーコン(冷凍) 1枚
□ オリーブ油 大さじ1
□ コンソメ顆粒 小さじ1
□ 塩・コショウ 各少々
【作り方】
〈食材を冷凍=分量はいずれも適量〉
①タマネギは1cm角に、セロリは筋を取り、1cm角に切る。シメジは石突きを除き、粗くほぐす。ミニトマトはへたを除く。ニンニクは薄皮をむき、根元を切る。ベーコンは長さを半分に切り、使いやすい枚数ごとにラップで包む。それぞれ冷凍用保存袋に入れ、空気を抜く。バットに並べ、凍らせる。
〈野菜スープを作る=分量は材…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment