前日は京都のネットカフェ宿泊 6歳児遺体事件、4人の足取り徐々に

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杉山あかり 高木智也

 神戸市西区の草むらでスーツケースに入った穂坂修(なお)君(6)の遺体が見つかった事件で、修君の祖母の女性(57)が「次男が他の3姉妹に遺体を隠すように指示した」という趣旨の説明をしていることが26日、捜査関係者への取材でわかった。

 祖母の女性は、次男の穂坂大地容疑者(32)が3姉妹に指示するのをそばで聞いていたという。大地容疑者は、以前からあったスーツケースの中に入れるように指示もしていたという。

 県警は女性への監禁、傷害事件で逮捕された女性の実子4人のうち、大地容疑者が修君の遺棄を主導したとみて捜査を続けている。

 逮捕された4人は修君の遺体が見つかる前日の21日から22日にかけて、京都府内のインターネットカフェに泊まっていたことも新たにわかった。

 県警は女性への監禁、傷害容疑で4人の行方を追い、捜査関係者によると22日午後、携帯電話の位置情報などをもとに神戸市内で4人を発見。その際の所持品から宿泊記録が見つかったという。

 大地容疑者の他に逮捕されたのは、長女の沙喜(34)、双子で次女の朝美(30)と三女の朝華(30)の3容疑者。修君は沙喜容疑者の息子にあたる。

 捜査関係者によると、修君が…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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