経済産業省中小企業庁の前田泰宏長官が米国出張時のパーティーで電通関係者と会っていた問題で、文春オンラインは17日、前田氏自身がパーティーの運営に関わっていたと報じた。前田氏とみられる人物が「泊まるとこがなかったのでアパートを貸し切った」などと話す音声も公開している。
経産省は17日夜、パーティー会場となったアパートの手配などをしたのは前田氏の知人だとして、本人は運営には直接関わっていないとする文書を出した。音声については前田氏が友人に「冗談半分で大げさに発言したものだ」としている。
前田氏が民間業者にアパートに宿泊するよう勧誘していたと報じられたことについては、前田氏は「宿泊者の勧誘は知人も行っていたが、私もメールなどを用いて何人かに呼びかけた」と認めているという。
前田氏は2017年に、米テキサス州の大規模イベントを視察した。その際、会場の近くのアパートの部屋で「前田ハウス」と称して開かれたパーティーに参加していた。
当時電通社員でサービスデザイン推進協議会の理事の平川健司氏と、パーティーなどで同席していた。協議会は持続化給付金の業務を769億円で、今年4月に経産省中小企業庁から受託。業務の大部分を電通に再委託している。
野党側は前田氏と電通側との関…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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