三木一哉
北海道旭川市のバス会社・旭川電気軌道が復元した1963年製大型3軸バス、三菱ふそう「MR430」が21日、44年ぶりの「営業運転」を果たし、ツアー客30人を乗せて旭川の街を走った。
ツアーを主催した日本旅行によると、ツアーには全国から申し込みがあり、募集開始から30時間で完売した。神奈川県の会社員小川正人さん(53)は「前が2軸、後ろが1軸という珍しさに加え、バス会社が会社ぐるみで復元に取り組んだ意義は大きい。休暇を取って乗りに来た」。
ツアーは1時間余り。旭川電気軌道は「一般道を走るツアーは、エンジンの古さや整備の難しさを考えると年数回まで」。今後、保管している車庫で見学できるようにしたいという。(三木一哉)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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