創価学会の施設に侵入したとして、大阪府警は5日、無職の太刀川(たちかわ)誠容疑者(29)=同府箕面市小野原西1丁目=を建造物侵入と器物損壊の疑いで再逮捕した。茨木署への取材でわかった。太刀川容疑者は「何も答えたくない」と黙秘しているという。
署によると、逮捕容疑は5月4日午前2時20分ごろ、大阪市淀川区田川北1丁目の創価学会淀川文化会館の敷地内に侵入し、1階の窓ガラスをコンクリートブロックで割ったというもの。通報装置が作動し、建物内にまで入った形跡は確認されていないという。
太刀川容疑者は4月に同府茨木市のインターナショナルスクール「コリア国際学園中等部・高等部」の敷地に侵入し、段ボールに火を付けたとして建造物侵入などの罪で6月に起訴されていた。「名簿を盗み、韓国人を襲うつもりだった」と供述しているという。
太刀川容疑者は、大阪府高槻市にある立憲民主党の辻元清美・元副代表の事務所にも侵入したなどとして、建造物侵入と窃盗未遂の罪でも起訴されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル