老いた犬や猫のフンの始末で寝られず、外出もできない――。そんな苦労が減るペット用のおむつを北九州市の女性が考案した。市販の既製品を使い、ペットのある習性を利用してフンをキャッチする確率を高める工夫をしたのが特長だ。
「うんポパンツ」を考案したのは同市門司区の岩野加奈子さん。2017年、両親が飼っていたボーダーコリーが老いて、お漏らしをするようになった。体重15キロで、フンも多い。フンの始末で寝られない夜が続き、70代の両親には負担になっていたという。
何とかしてあげたいと考え、インターネットなどで探したが、既製品は尻尾を通す穴からフンが漏れ出てしまう。「ならば自分で」と考え、フンを受け止めるための袋を取り付けたが、袋が上手に広がらない。
しゃがんで力む犬を思い浮かべ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル