北海道旭川市で2021年3月に凍死体で見つかった当時市立中学2年生の広瀬爽彩(さあや)さん(14)が、中1の時にいじめを受けていた問題で、市教委は21日の市議会で、学校や市教委が当時、いじめと認めなかった理由について、広瀬さんと加害生徒が「日頃から親しくしていたと考えていた」などと明らかにした。
市教委の第三者委員会が、15日に中間報告を公表したことを受け、経済文教委員会が開催された。
中間報告では、広瀬さんは中学入学後の19年4月から6月にかけ、性的な画像や動画をLINEで送ることを求められたり、おごらされたりなど、6項目のいじめを7人の上級生から受けていたと認定した。広瀬さんは同年6月に川に入り込む自殺未遂をし、その後、入院、転校した。
委員会での市教委の答弁によると、学校と市教委は加害生徒の聞き取りや警察からの情報などで、同年7月には6項目のうち、おごりを除いた5項目についてはおおむね把握。学校から市教委には「わいせつ事案」として報告があったという。
21日の委員会では、複数の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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