13日午前10時半ごろ、神戸市中央区港島南町7丁目の動植物園「神戸どうぶつ王国」が管理する駐車場で「駐車中の車に人のようなものが見える」と同園の支配人から110番通報があった。
神戸水上署によると、乗用車の後部座席から、性別不明の遺体が見つかった。腐敗が進み、一部白骨化していた。車内からは50代男性の身分証のほか、2月に入場したことを示す駐車券が見つかっており、署はこの時期に亡くなった可能性があるとみて調べている。現場の状況から、他者が介在した可能性は低いとみられるという。
現場は動植物園に隣接する、乗用車235台とバス13台が止められる屋外の平面駐車場。遺体の見つかった車は、園の施設から離れた南東の角にあった。
支配人によると、この日の朝、数カ月前からとまっている車があるという話が職員の間で上がり、職員が確認しに行くと、中に人のような姿が見えた。支配人や署によると、日よけのシートや濃いスモークガラスで車内は見えにくい状態だったという。
支配人は「この駐車場は近隣の企業に勤める人なども利用しており、数週間止めっぱなしの車もある」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment