昨年1年間に170件の動物虐待を警察が摘発し、199人を逮捕・書類送検したことが、7日発表の警察庁のまとめでわかった。件数、人数とも統計をとり始めた2010年以降で最多だったという。
動物虐待の摘発が増えた背景の一つとして、警察庁の担当者は動物愛護団体による活動を挙げる。「地道な活動で動物愛護への社会の関心を高めてくれた」
長野県警が摘発した犬の繁殖場で、劣悪な環境での飼育を刑事告発したのは公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」だ。内部からの告発が寄せられたという。Evaの代表理事でタレントの杉本彩さんは「20年に改正動物愛護法が施行され、動物虐待が犯罪だという意識が明確になってきている」と話す。
改正動愛法は、動物殺傷罪の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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