勤務時間中に4千回超の株取引をしていたとして、大阪国税局は2日、京都府内の税務署に勤務する50代の男性統括国税調査官を国家公務員法違反(職務専念義務違反など)で停職1カ月の懲戒処分とし、発表した。統括官は同日付で依願退職した。
同局によると、統括官は2015年1月~今年3月、出張移動中の列車内や税務署のトイレで自分のスマートフォンを使い、4275回の株取引をしていたという。統括官は法人税などの事務を担う管理職だったが、職務にかかわる法人の株取引はしていなかったという。
内部情報をもとに国税庁の監察官が調査していた。統括官は調べに対し「後ろめたさもあったが、ついついしてしまった」と話しているという。同局の国税広報広聴室は「誠に遺憾(いかん)で深くおわびする」とコメントした。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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