勤務中にデパ地下でカニ缶など万引きか 山形署警視逮捕

 山形市内の百貨店からカニの缶詰などを盗んだとして、山形県警は9日、山形署交通官の警視岩田知之容疑者(49)=山形市上桜田1丁目=を窃盗の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 県警監察課によると、岩田容疑者は9日午前11時20分ごろ、山形市七日町1丁目の百貨店「大沼山形本店」の地下1階食品売り場で、カニの缶詰やナチュラルチーズなど計5点(計約1万3千円相当)を盗んだ疑いがある。

 不審に思った警備員が店舗を出たところで声をかけると、岩田容疑者は逃走。同店から約20メートル北西の路上で、警備員らが取り押さえ、駆けつけた警察官が逮捕した。

 岩田容疑者はこの日、午前10時から約1時間、市内で交通安全に関する講話をした後、1人で公用車で署に戻る途中だった。当時は私服のスーツ姿だったという。

 県警の那須和明・首席監察官は「幹部警察官が勤務中に窃盗行為を行ったことは誠に申し訳なく、被害者と県民のみなさまにおわび申し上げる。今後、捜査を尽くすとともに再発防止に万全を期したい」と陳謝した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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