愛知県警岡崎署の留置場で勾留中の男性(43)が死亡した問題で、県警は26日、署の留置場などを特別公務員暴行陵虐容疑で捜索した。捜索は16日に続いて2回目。男性を拘束していた戒具(ベルト手錠と捕縄)や留置関係の書類など約30点を押収した。
県警は、男性が約140時間続けて保護室に収容されていたなどとする監視カメラ映像の分析結果も公表。戒具による身体拘束はのべ130時間で、最大で約110時間続いたという。また、少なくとも2人の署員が、保護室内で男性の下半身を足で押す様子などを確認したことも明らかにした。
県警によると、捜索は26日午後2時から約2時間行われ、保護室内などの現場検証も同時に行われた。
男性は今月4日未明、保護室で横になったまま動かない状態で発見された。搬送先の病院で死亡が確認された際は脱水症状があり、死因は腎不全だった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル