北九州市小倉北区魚町1丁目の飲食店街「鳥町食道街」で3日午後3時10分ごろに発生した火災は、約13時間後の4日午前4時ごろに鎮圧した。市消防局によると、午前8時ごろに火はほぼ消し止められたが、残り火の確認に時間がかかり、現段階で鎮火が確認できる状態にないという。
市消防局によると、焼失面積は約2900平方メートル。鳥町食道街の全22店舗と近隣の13店舗、計35店舗が焼けた。店舗従業員や関係者は避難しており、けが人は確認されていない。
火元は特定できていないが、食道街の中心部付近とみられるという。担当者は「木造の建物が密集し、出入り口も限られて消火活動が困難だった」と話した。
今回の火災で北九州市は4日午前、武内和久市長を本部長とする緊急対策本部を立ち上げ、被災者支援の相談窓口を同日付で設置した。(興津洋樹、城真弓)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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