北日本で暴風 青森県八戸で43.4m/s観測(観測史上1位)(ウェザーニュース)

 今日3月20日(金)は、発達する低気圧の影響で、北日本を中心に非常に強い風が吹いています。

 青森県の八戸では、9時12分に南西の風43.4m/sの最大瞬間風速を観測し、同地での観測史上1位の記録を更新しました。

新幹線も運転見合わせに

 天気図を見ると、北日本付近にある2つの低気圧と、東シナ海にある高気圧との間で、等圧線の間隔が狭くなっていることがわかります。これは、気圧の傾きが大きい(短距離で気圧が大きく変化している)ことを示していて、それだけ強い風が吹きやすいといえます。さらに地形の影響等も加わり、局地的に暴風が吹いているものとみられます。

 八戸では1951年の統計開始以来で1位の記録となる、最大瞬間風速43.4m/sを観測しました。このほかに、午前9時20分までに、福島県の浪江では32.2m/s、宮城県の新川では31.0m/s、北海道の函館では30.9m/s、静岡県の石廊崎では30.0m/sの最大瞬間風速を観測しています。

 この強風の影響で、八戸を経由する東北新幹線は、東京から新青森までの上下線で運転を見合わせています(9時現在)。北日本や東日本では、電車の運休や遅れ、道路の速度規制等が行われる可能性があるため、外出をされる場合は飛来物等に注意するとともに、運行情報や交通情報も確認するようにしてください。

ウェザーニュース

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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