防衛省は18日午前8時半ごろ、北朝鮮から弾道ミサイル1発が北東方向に向けて発射されたと発表した。防衛省によると、ミサイルは午前9時37分ごろ、北海道の奥尻島の西方約250キロの日本海に落下すると推定している。日本の排他的経済水域(EEZ)の外になるとみられる。
北朝鮮は17日夜にも短距離弾道ミサイルを発射し、日本のEEZ外の日本海に落下したという。
韓国軍合同参謀本部も18日朝、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと発表した。飛行距離などは明らかにしていない。
北朝鮮のミサイルをめぐっては、韓国大統領府の金泰孝(キムテヒョ)国家安保室第1次長が14日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を「12月にも発射する可能性がある」との見方を示していた。発射されたのがICBMであれば、7月以来となる。
7月の発射後、北朝鮮の朝鮮中央通信は固体燃料を使う新型の「火星18」の試験発射だったと報じた。同ミサイルの発射は4月に続いて2度目だった。
一方、北朝鮮は11月、弾道ミサイル技術を使って軍事偵察衛星も打ち上げた。朝鮮中央通信は地球周回軌道に入ったと報道。韓国軍も同様の見解を示し、木原稔防衛相も「北朝鮮が発射した何らかの物体が地球を周回していることを確認した」と述べていた。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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