村野英一
戦国時代に関東地方を統治した北条五代の武者行列が3日、神奈川県小田原市内を3年ぶりに練り歩いた。市によると、小田原城付近の人出は約13万5千人。感染対策で武者隊に著名人を招かなかった結果、コロナ禍前の22万~23万人の約6割だった。
市民らの「北條手作り甲冑(かっちゅう)隊」が法螺(ほら)貝を吹きながら小田原城銅門(あかがねもん)を出発。馬に乗った初代早雲役の守屋輝彦市長も市中に繰り出した。三代氏康や四代氏政の正室が歩く「姫隊」も登場。市内の自治会による五代氏直の隊列は赤い甲冑が目を引いた。(村野英一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル