北條五代祭りに国際仮装行列…　晴天のＧＷ後半、神奈川各地で賑わい

　大型連休の後半が始まった3日、神奈川県内で様々なイベントが開かれた。新型コロナウイルスの対策が緩和されたうえ晴天にもめぐまれ、多くの人出でにぎわった。

　第59回小田原北條五代祭りが3日、神奈川県小田原市で開かれた。武者隊700人を含む約1600人が約2・1キロのパレードに参加し、コロナ前と同じ規模の祭りが復活。市によると、祭りの人出は26万人で、2017年の25万人を超えて過去最多となった。

　今年は2代氏綱が伊勢から北条に改姓し、小田原北条氏となって500年。小田原城銅（あかがね）門前で出陣式があり、俳優の合田雅吏さんが演じる初代北条早雲（伊勢宗瑞）、高嶋政伸さんが演じる4代氏政、柳沢慎吾さんが演じる5代氏直が馬に乗り、「エイエイオー！」と気勢を上げた。柳沢さんは「今夜はいい夢見ろよ」と決めゼリフを叫んだ。

　氏直の妻で徳川家康の娘・督姫らによる姫隊は華麗な衣装で歩いた。川越（河越）城主や八王子城主の武者隊も練り歩き、16世紀に関東一円を支配した北条氏の隆盛を誇示した。（村野英一）

　横浜市中区では3日、大型連…