今日(15日)の道内は雲に覆われ、スッキリとしない空模様となっています。この先一週間も道内は雲の広がりやすい天気が続きます。後半にかけて気温が高くなっていき、湿度が高く、かなり蒸し暑く感じられる日もあるでしょう。
雲が主役の一週間に
この先一週間、北海道付近には日本の東に中心を持つ高気圧の周りをまわって、南から湿った空気の流れ込みやすい状態が続きます。函館や帯広など太平洋側は曇りの日が多く、霧雨となることもあるでしょう。日本海側やオホーツク海側では風向きや地形の影響で、南から流れ込む湿った空気がブロックされ、晴れ間や日の差す所はありますが、全般に雲が広がりやすい見込みです。今週は日差しのある日は有効に使うようにすると良いでしょう。
木曜日頃から 蒸し暑くなる
湿った空気とともに、南から暖かい空気が流れ込み、18日(木)頃から、最高気温は平年より4度ほど高い所が多くなります。札幌や旭川など、日本海側の内陸を中心に30度くらいまで上がる日が続くでしょう。また、今年、既に真夏日となっている地域もありますが、今週は、日中も湿度が高めで経過するため、今年に入って最も蒸し暑く感じられる日の多い一週間となるかもしれません。週後半の暑さに備えて、本日、祝日でお休みという方は、ゆっくりと体を休めておくといいでしょう。
日本気象協会 北海道支社 森 和也
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