令和最初の初日の出は、東部の太平洋側と、オホーツク海側の一部できれいに見ることができました。一方、そのほかの地方は札幌を含め、雪の中での朝となった所が多くなりました。北海道付近は強い冬型の気圧配置となっています。引き続き日本海側では大荒れの天気が続きますので警戒が必要です。
東部ではきれいに見られました。
道内各地の気象台や測候所、そのほか主要都市や観光地など取材したところ、きれいな初日の出が見られたのは帯広や釧路、根室など東部の太平洋側と、網走などオホーツク海側の一部となりました。その他の地点は曇り空で、日本海側はひろく雪が降りました。
札幌では、昨年は雲の切れ間から日ざしが望めましたが、今年は昨夜から厚い雲に覆われ、雪の降る朝となりました。
日本海側は2日昼前にかけて暴風雪に警戒
北海道付近は強い冬型の気圧配置で、上空にも強い寒気が流れ込んでいます。このため日本海側は明日(2日)昼前にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒が必要です。
日本海側では、沿岸を中心に風に向かって歩くのが困難なほどの風が、雪を伴って吹くでしょう。この風により、積もっている雪も巻き上げられ、見通しがきかない猛ふぶきとなる恐れがあります。交通関係は厳重な警戒が必要です。
また、雪も明日明け方までの24時間に多い所で30センチに達し、吹きだまりではさらに多くなるでしょう。海も日本海側はしけて、沿岸には高波が打ち寄せます。
今後も気象台から発表される気象情報や、交通情報などにも留意して下さい。
日本気象協会 北海道支社 持田 浩
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