北海道 十数年に一度の大雨が二日連続で(tenki.jp)

北海道では昨日から今朝にかけて、道北やオホーツク海側を中心に雨が強まり、局地的に激しい降り方となりました。道東の紋別では、昨日の朝に1時間39.5ミリ、今日の明け方に1時間34.5ミリと、2日続けて1時間に30ミリ以上の雨を観測しています。1956年の統計開始から昨年までの紋別で1時間に30ミリ以上の雨が観測された例はわずか4回しかなく、紋別にとって十数年に一度しか降らなかった雨が、昨日、今日と続けて降ったことになります。

統計史上1位2位の大雨

紋別では昨日の朝に観測した1時間39.5ミリの雨が、1時間降水量としては1956年からの統計史上1位の記録を更新する大雨となりました。紋別市内では、道路が冠水するなどの被害も確認されています。
さらに、今日明け方に記録した1時間34.5ミリの雨は、昨日の雨に次ぐ史上2位の1時間降水量となるなど、記録的な雨の降り方が続いています。

明日にかけても雨が強まる恐れ

今日の午後は再び紋別周辺で雨が降りやすくなります。雷を伴って雨脚が強まり、1時間30ミリ以上の激しい降り方になるかもしれません。
また、明日は台風4号から変わる温帯低気圧の接近に伴って、道内では局地的な大雨となる恐れがあります。6日朝の時点での予想では、低気圧は北海道に接近した後、宗谷海峡付近に進むため、雨が強まるのは紋別よりもさらに北の地域となりそうですが、低気圧の進路が予想よりも南へずれると、明日の紋別でも1時間30ミリ以上の雨が降る可能性があります。
今後も最新の気象情報に十分注意して下さい。

日本気象協会 北海道支社 岡本 肇

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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