21日まで北海道に適用されている新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」について、道は15日、さらなる延長を国に要請しないことを決めた。新規感染者が減少し、病床使用率も下がっていることから判断した。国は週後半に解除を決定する見通し。
15日は道内で新たに1196人の感染が確認された。うち札幌市は433人で、約2カ月ぶりに500人を下回った。死者は10人。クラスター(感染者集団)は8件発生した。
道は15日夕の対策本部会議で、重点措置の適用を21日の期限で終了し、延長を要請しないことを決め、国に文書で伝えた。鈴木直道知事は会議後、報道陣に「社会経済活動の回復に向けた取り組みも感染対策を徹底した上で進めていかなければならない」と述べ、旅行割引「どうみん割」や交通割引「ぐるっと北海道」、「Go To イート」を早期に再開する意向を明らかにした。
オミクロン株による感染「第…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル