北海道は8日、独自に運営する新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場を札幌市内に設置すると発表した。会場は道が運営し、北海道医師会などの医師や看護師が「打ち手」として協力する。接種対象は札幌市、江別市、恵庭市、千歳市の65歳以上の高齢者。14日から予約を開始し、19日から1日千人の接種を行うことを目指す。
8日午前、鈴木直道知事が記者団の取材に応じ、明らかにした。鈴木知事は「接種会場の設置を契機として、ワクチンの接種を加速していきたい」と話した。
会場が設置されるのは、札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」。ホテル内の宴会場などで接種する。モデルナ製ワクチンを使用し、19日から1日あたり千人程度、政府が高齢者向け接種の完了を目指す「7月末」までには計約2万人の接種を想定している。
「打ち手」として道医師会や…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル