北海道で春のドカ雪　約半日で50cmの積雪増加（ウェザーニュース）

　低気圧が発達しながら通過している影響で、北海道の太平洋側は昨夜から今朝にかけて積雪が急増、新たに50cmほどの雪の積もった所があります。

　11時までの12時間に降った雪の量は、大樹で52cm、広尾で48cm、帯広空港で28cmに達しました。広尾の積雪は124cmで、今シーズン最多となっています。

今夜にかけてさらに50cmの積雪も

　北海道の道東は午後も断続的に強い雪が続き、広い範囲でさらに20cm以上、山沿いの多い所では50cm前後の雪が積もる見込みです。湿った重たい雪が大量に降ることで、倒木や建物の損壊、停電などのおそれがあります。また、除雪が困難になることが考えられますので、こまめに行う必要があります。

　さらに風も強く、吹雪で視界が悪くなりますので、無理な外出は控えるようにしてください。