阿部浩明
外国人観光客約500人を乗せた国際クルーズ船が25日、北海道函館市の函館港に入港した。コロナ禍で海外客船の受け入れは停止が続いており、道内では3年4カ月ぶりの受け入れ再開となった。下船した乗客はさっそく思い思いの場所で道南観光を楽しんだ。
入港したのはバハマ船籍のシルバー・ミューズ(4万791トン)。大阪港を出港し、韓国・釜山や秋田、函館、横浜などを巡って大阪に戻る旅だ。
この日は、地元の遺愛女子高も通訳ボランティア活動を再開。出迎えた2年生80人が英語で「函館へようこそ」などと声をかけ、函館朝市などを案内した。米オクラホマ州のリンダ・ヒューズさん(75)は「歓迎の気持ちが伝わって、うれしい」と笑顔で話した。
函館港には2023年度、42回のクルーズ船寄港が予定されている。うち国際クルーズ船は40回を占め、過去最多となる見通しだ。(阿部浩明)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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