千歳相互観光バス(本社・北海道千歳市)の労働組合が「会社側が車両の法定点検を不正に行っていた」と指摘している問題で、同社は5日夕方、労使による団体交渉を開いた。労組は6日朝から48時間のストライキの実施を構え、会社側に調査することなどを求めたが、会社が難色を示したことで交渉は決裂した。労組は予定していたストを見送る一方、今後は社長の退陣を求めて争う方針だ。
団交は、千歳市にある本社で午後5時から始まった。3カ月ごとの法定点検で「会社側が不正をしていた」と労組が指摘している問題について、労組が改めて調査するように要求。だが、会社側は不正について「知らなかった」などと回答し、約2時間に及んだ交渉は平行線で終わった。
労組によると、団交では今春…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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