今日(9日)、札幌管区気象台から北海道の1か月予報が発表されました。向こう1か月は、北海道付近に寒気が南下しにくく、平均気温は平年より高いでしょう。降水量は平年並みか少ない地域が多く、道内の少雪傾向は続きそうです。
雪かき 楽な状態が続く
この先1か月も、日本海側やオホーツク海側の降水量は平年より少ない予想です。年が明けて、札幌など本格的に冬のお祭りの準備が始まった地域もありますが、雪を待ち望む方にとっては、厳しい状態が続くでしょう。しかし、自宅の前や車の上など、日々雪かきが必要な方にとっては、体が楽な天気が多くなりそうです。太平洋側の降水量は、ほぼ平年並みの予想です。
真冬でもプラス気温に
この先1か月は、全道的に平均気温が高い予想です。平年では、札幌の1月中旬からは2月上旬にかけての最高気温は0度を下回っており、全道的に冬の一番寒い時期となります。しかし、今年はいつもの年に比べると、日中はプラスの気温となる日が多くなる可能性があります。少ないながらも降った雪が朝晩は凍結して、日中は解けるなど、変わりやすい路面状況となる日が多くなりそうです。
日本気象協会 北海道支社 森 和也
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