昨日(23日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
北海道は各地で気温が平年より高く、暑さが厳しくなりそうです。特に8月に入ると南よりの風で暖かく湿った空気が入りやすくなり、暑さのピークを迎えるでしょう。猛暑日となる可能性もあるため、体調管理に十分な注意が必要です。
1週目(7月25~31日) ぐずついた天気続く
明日(25日)から月末にかけては、北海道付近を次々と気圧の谷が通過するため、曇りや雨のぐずついた天気が続きそうです。
上空に入る暖気は、平年並みかやや強いものになりそうですが、各地とも日差しが少なく経過します。30度を超えるような暑さになる可能性は低く、全般に平年並みの気温で経過するでしょう。
2週目以降(8月1日~) 暑さのピークに
8月に入ると高気圧と低気圧の影響を交互に受けるようになり、天気は数日の周期で変わる見込みです。
また、この先は夏の太平洋高気圧が日本付近に張り出しやすい予想となっており、その縁を回るようにして北海道に暖かく湿った空気の流れ込む日が例年より多くなりそうです。
そのため、8月に入ると一気に暑くなり、湿った空気の影響で蒸し暑くなる日もある見込みです。平年でも気温が最も高い時季となりますが、今年はそれに輪をかけて厳しい暑さとなりそうです。熱中症や食中毒などに十分な注意が必要です。
昨年の8月は・・・
昨年8月の北海道は上旬が平年に比べて気温が高く、8月1日から8日にかけて連日30度以上の真夏日の地点がありました。特に1日、2日、7日の3日間は35度以上の猛暑日となった所もあり、厳しい暑さとなりました。
今年も同様に、真夏日が続いたり、一部で猛暑日になったりする可能性があるため、日々の天気予報で予想気温をしっかりと確認し、体調を崩さないように注意して下さい。
日本気象協会 北海道支社 岡本 肇
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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