20日午前0時18分ごろ、北海道室蘭市のチキウ岬灯台の南東約27・8キロの沖合で、第11松光丸(9・68トン、函館市・南かやべ漁協所属)が転覆した、と近くの漁船から第1管区海上保安本部に通報があった。室蘭海上保安部によると、乗組員3人のうち1人が死亡、1人が心肺停止の状態で見つかった。
室蘭海保によると、3人のうち2人は漁船に救助されたが、函館市の工藤昭彦さん(60)は搬送先の同市の病院で死亡が確認された。50代の男性乗組員は生命に別条はなかった。また20日朝、船内で松原保光船長(82)が心肺停止の状態で見つかった。
第11松光丸はスケトウダラ漁をしていた。事故当時は西の風15メートル、波は2・5メートルの高さで荒れていたという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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