北海道新聞社は13日付の朝刊で、編集局報道センターの記者(31)が、非公式の取材メモを複数回にわたり別の取材先に提供していたと明らかにした。同社は「取材源の秘匿という記者倫理の根幹に反する許されない行為」として記者を自宅待機とし、今後編集局幹部を含めて処分を検討しているという。
北海道新聞によると、記者は3~9月ごろにかけ、直接の報道をしないことを条件とする「オフレコ」の北海道議会に関する取材メモを、別の取材先に提供していたという。メモは無料通信アプリ「LINE」を使って提供されていた。
提供先とは別の取材先から「メモが流れている」との指摘が同社にあり、調べたところ、記者が提供を認めたという。記者は「情報交換のために複数のメモを送信した」と話しているといい、ほかにも同様の事案がないか調査中という。
メモの内容や提供先などの詳細…
【10/13まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment