今日5月26日(日)の北海道は、南からの暖かい空気が流れ込んでいることや、地形と風の影響によるフェーン現象も加わって気温が高くなっています。
15時までに、道東の佐呂間町では最高気温が39.5℃まで上がりました。5月の歴代全国最高気温や、北海道内の観測史上最高気温の記録を更新しています。体温を上回るような危険な暑さです。
15時までに53地点で猛暑日に
北海道の道東を中心に、最高気温が35℃以上の猛暑日となったところが増えています。15時現在、最高気温が38℃を超えている地点も10地点あります。
▼15時までの最高気温
佐呂間 39.5 ℃
帯広 38.8 ℃
足寄 38.8 ℃
池田 38.8 ℃
湧別 38.5 ℃
糠内 38.4 ℃
北見 38.1 ℃
芽室 38.1 ℃
津別 38.0 ℃
更別 38.0 ℃
全国でみると、926の観測地点中53地点で猛暑日となっています。このうちの44地点が北海道でした。
今年最初の猛暑日は昨日5月25日(土)で、大分県の竹田市の1地点のみだったため、大幅な増加となっています。
暑さに慣れない時期のため、熱中症に注意・警戒してください。運動会が開催されるところも多いですが、屋外で長時間過ごす場合は特に警戒が必要です。また駐車中の車内なども非常に危険です。
こまめな水分・塩分補給、運動や屋外作業の際は休憩をしっかりとるなど、熱中症への対策を心がけてください。
帯広の110km南 えりも岬との気温差は25℃以上
帯広では14時の気温は気温は38.1℃でしたが、帯広から110kmほど南のアメダスえりも岬観測所の13時の気温は12.0℃でした。その差は26.1℃となっています。
えりも岬は周囲を海に囲まれた地形であるため気温の変動が小さく、晴天にもかかわらず気温は10℃前後で推移しています。日高山脈などを越える風によるフェーン現象が発生している帯広方面とは対照的です。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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