17日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。10月下旬を中心に暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の平均気温は高い見込みです。降水量は19日~20日に降る雨の影響により、太平洋側で平年並みか多く、日本海側とオホーツク海側はほぼ平年並みとなるでしょう。日照時間は日本海側で平年並みか多く、太平洋側とオホーツク海側はほぼ平年並みの見込みです。
10月19日~10月25日 太平洋側はまとまった量の雨も
19日~20日は、低気圧が北海道付近を通過する影響で、太平洋側を中心に広く雨が降り、場所によってはまとまった量の雨となる恐れがあります。最新の気象情報に注意してください。21日以降は晴れる日が多くなり、気温は平年より高く、全般に9月下旬~10月上旬並みとなるでしょう。
10月26日~11月1日 そろそろ初雪の時期です
冬型の気圧配置となる日もありますが、高気圧に覆われる日が多くなりそうです。太平洋側やオホーツク海側は平年よりも晴れる日が多いでしょう。日本海側は平年に比べて曇りや雨または雪の日が少ない見込みです。気温は平年より高い予想ですが、初雪の平年日は、稚内で10月22日、旭川10月23日、札幌10月28日、網走10月31日などで、ひとたび強い寒気が入ると、平地でも雨が雪に変わる時期となります。気温が高めの日を利用して、冬囲いなど屋外での作業を進めていくとよさそうです。
11月2日~11月15日 平年並みに雪が降る
冬型の気圧配置となる日があるでしょう。オホーツク海側は数日の周期で天気が変わり、太平洋側は平年と同様に晴れる日が多い見込みです。日本海側は平年と同じように曇りや雨または雪の日が多くなるでしょう。気温は平年並みか高めの予想で、寒さは少しずつ強まってゆきそうです。
日本気象協会 北海道支社 佐藤 貴子
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment