北陸道で1千台超が立ち往生 2県が自衛隊に派遣要請

 中日本高速道路金沢支社によると、北陸地方で降り続く大雪の影響で、福井県内の福井市と坂井市にかけての北陸自動車道で10日午前8時現在、上下線の4区間で約1030台が立ち往生している。富山県内の東海北陸自動車道では、約200台が動けなくなっているという。福井・富山両県は陸上自衛隊に災害派遣を要請した。

 北陸自動車道で滞留している台数が最も多いのは、下り線の福井北―福井インターチェンジ(IC)間の約540台。下り線は丸岡―福井北IC間でも約200台が動けなくなっている。上り線も福井北―丸岡IC間で約70台、丸岡―金津IC間で約220台が動けなくなっているという。約200人の自衛隊員らが除雪作業や食料の配布にあたっているという。

 福井県内を走る中部縦貫自動車道では、福井北ジャンクション(JCT)―大野ICの上下線で通行止めとなり、10日午前5時現在、約15台が立ち往生。国道8号では同日午前5時現在、福井市内の3カ所の交差点で集中的な除雪をするため通行止めを行い、計約2キロの渋滞が発生しているという。

 富山県内の東海北陸自動車道では、10日午前7時現在、福光IC―小矢部砺波JCT上り線で、209台が立ち往生している。同区間は上下線ともに9日午後7時から通行止めになっていて、50人の自衛隊員らが除雪作業などにあたっている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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