医師ではないのに新型コロナウイルスのワクチン接種の問診をしたとして、愛知県警は26日、水戸市新原1丁目、無職月舘静恵容疑者(70)を医師法違反の疑いで再逮捕し、発表した。
国際捜査課によると、月舘容疑者は5月26日~6月23日、施設長として勤務していた茨城県内の介護老人保健施設で、入所者83人に対して計108回、新型コロナのワクチン接種前に健康状態などを尋ねる問診や、接種の可否の判断をした疑いがある。「間違いありません」と容疑を認めているという。
施設の看護師が注射をし、健康被害は確認されていないという。問診は医療行為で、医師でないとできない。
月舘容疑者は医師を名乗り、4月にこの老健施設の施設長に就いた。実際には医師免許がなく、偽造した医師免許証の写しを使用したなどの疑いで、偽造有印公文書行使の疑いで逮捕・起訴されていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment