医師不足問題に直面する岩手県は27日、青森、福島、新潟、長野、静岡の5県と「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会」を発足すると発表した。医師の不足や偏在の解消に向け、連携して国への提言などを行う。来年1月31日に東京で発足式を開く。
発足を呼び掛けた岩手県の達増拓也知事は記者会見で「医師偏在で困っている県の声を発信していく」と強調。県境を越えた医師の配置調整などの対策を求めていく考えを示した。
厚生労働省は今年2月、6県を含む全国16県が人口や診療需要に対して適正な医師数を確保できていない「医師少数県」になっていると発表した。
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