台風19号の影響で浸水した長野市赤沼で14日午前、男性1人が心肺停止の状態で見つかった。70~80代とみられる。長野県によると、その後、死亡が確認された。この台風による県内の死者は2人となった。
市消防局によると、男性は妻とともに、県警が同日午前9時15分ごろに発見し、防災ヘリコプターで救助。消防局が市内の病院へ救急搬送した。妻は意識があり、命に別条はないという。
男性が発見された場所は、千曲川左岸の堤防が約70メートルにわたって決壊した長野市穂保地区にほど近い地域。
長野県の対策本部によると、千曲川の堤防決壊などで浸水した地域には、13日夜の時点で、救助要請があった住民らが少なくとも38人残っていたとみられる。14日朝から県警や自衛隊が救助にあたり、ほかにも取り残された人がいないか確認作業をしている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment