千葉県は1日、新型コロナの変異株・オミクロン株に県内在住の20代女性2人が感染したと発表した。いずれも感染経路が不明で、県は「市中感染の疑いがある」としている。県内で市中感染の疑いがあるオミクロン株の感染者が確認されるのは初めて。県内で確認されたオミクロン株の感染者は計5人となった。
県によると、2人に接点はなく、いずれも海外渡航歴はない。オミクロン株の感染者との接触も確認されていないという。ともに頭痛や発熱などの症状はあるが軽症で、県内の医療機関に入院しているという。うち1人はワクチンを2回接種済みで、もう1人は接種していなかった。
2人の濃厚接触者は家族や友人、職場の同僚など計10人で、うち2人は陰性が確認された。(藤谷和広)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル