22日の関東は南風が強まった。南風と日差しで最高気温は所々で25度以上に。暖かさに誘われて桜は満開に。
内陸部を中心に25度以上 都心も今年一番の暖かさ
きょう(22日:日曜)は関東地方は南風が強く、最大瞬間風速は千葉県の銚子で20.5メートル、茨城県の竜ケ崎では20.2メートル、千葉市では19.5メートル、東京都心は17.9メートルなど、所々で20メートル前後を観測しています。千葉県内では砂嵐が起こりました(写真を参照してください)。
天気は各地とも晴れて、たっぷり日差しが降り注ぎました。この日差しに加えて、南風にのって暖かい空気が流れ込んだ影響で気温はぐんぐん上昇。最高気温は今年一番高くなった所が多く、関東に設置されたアメダスでは20地点ほどで25度以上の夏日となりました。関東で最も気温が高くなったのは東京の青梅市で13時10分に27度1分を観測しています。そのほか、埼玉県の秩父市で26度7分、東京の八王子市で26度2分、群馬県の伊勢崎市で25度9分などでした。各地とも春を通り越して初夏のような陽気になりました。
この暖かさに誘われて、桜(ソメイヨシノ)が咲き進み、東京都心では平年より12日早く、昨年より5日早く満開になりました。
日本気象協会 本社 日直主任
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