3連休明けの17日、台風15号による停電の影響で休校していた千葉県内の学校で電力の復旧に伴い、南房総市や八街市などの小中学校で授業が再開した。最大で県内約1400の公立学校の半数以上にあたる約760校が休校していたが、17日午前9時時点で終日休校が続くのは、富津市7、君津市4、山武市3、館山市1の計15校。停電が続く学校にもようやく電源車が到着し、授業再開に向けた準備も進んでいる。
南房総市では市内の小中学校12校で電力の復旧に伴って授業を再開した。市によると、一部の学校では、校舎の窓ガラスが強風で割れるなど建物自体に被害が出ているため、通常の授業ではなく、後片付けなどに追われたという。
市内14の小中学校の13校で授業を再開した館山市では、市の給食センターの施設が損壊したため、給食の調理ができず、13校とも午前のみの授業とした。市によると、給食再開のめどはたっておらず「18日も午前中のみの授業か、保護者に弁当を持たせるようにお願いする」としている。
9日から休校の全13小中学校が再開した八街市は、電力が復旧していない学校には電源車を配備した。エアコンなども通常通り使用可能となったが、多くの児童や生徒の自宅では停電が続いているため、洗濯物などが増えないように授業内容や部活動で配慮する。
17日も停電が市内の小中高7校が休校した富津市では、16日夜に電源車が到着。18日から小中6校では授業を再開予定という。
君津市では電力は復旧したが、給水池付近の停電が続いているため、水道が使えない山間部の小中4校で17日も休校が続いた。18日には授業再開予定としている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース