千葉科学大学(千葉県銚子市)について、地元の銚子市は15日、経営する学校法人加計学園(岡山市)から公立化を求める要望を受けたことを明らかにした。入学者の定員割れが続き、経営難に陥っていることが背景にある。
銚子市は有識者で構成する検討会を年明けにも設け、対応を協議する。
今年度の入学者は定員の46・5%にあたる228人で、現在の在学者は大学院を含めて約1500人。近年は一部の学科の募集を停止している。
加計学園の加計孝太郎理事長は10月11日、越川信一市長に要望書を提出した。公立化による授業料の値下げで応募の増加や、地方交付税の収入などの利点を挙げている。
千葉科学大は銚子市が誘致し、2004年4月に開学した。
市は約10ヘクタールの市有…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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