大阪・ミナミを中心に活動が活発化している不良集団「半グレ」に対する取り締まりを強化しようと、大阪府警は3日、初めての対策会議を大阪市中央区の府警本部で開いた。捜査部門だけでなく、生活安全、交通部門などの幹部らが出席し、実態解明を進める方針を確認した。
半グレは暴力団組織に属さない不良集団。取り締まりの厳格化により暴力団の構成員が減る一方、暴力団対策法などの規定が直接適用されないため、近年活動が活発化している。特殊詐欺やぼったくり、組織的な窃盗など幅広い犯罪に関わっているとみられ、部署をまたいで情報共有するため初めて会議を行った。
会議は非公開で実施。府警組織犯罪対策本部によると、半グレの摘発を強化しつつ、つかみきれていない活動や実態解明を進める方針を確認したという。府警は昨年、半グレグループに所属しているとみられる200人以上を摘発。今年も8月までに100人以上を摘発した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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