半世紀ぶり生まれ変わった校歌 北海道の「歌姫」、生徒とともに作る

 札幌市にある通信制単位制の北海道有朋高校の校歌が、半世紀ぶりに生まれ変わった。詩と曲を手がけたのは地元出身の「ショッピングモールの歌姫」だ。かつては「働きながら学ぶ」生徒が中心だったが、今は何らかの事情で全日制高校に通えなくなった生徒が多い。「子どもに伴走できる校歌を」。そんな思いを受けとめて完成したのが新校歌の「朋(とも)よ」だ。

 ♪踏み出した1歩は果てなく美しい 未知なる広野へと挑む輝き

 19日、「朋よ」が卒業式の終了後、初めて披露された。歌ったのは、市出身のシンガー・ソングライターの半﨑美子さん(42)。

 ショッピングモールでのライブなど個人で17年間歌い続けて、36歳でメジャーデビューした。これまでにも道内初の公立夜間中学、札幌市立星友館中学校などの校歌を手がけている。

■「たくましさと強い意志」感…

この記事は有料記事です。残り851文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment