南極地域観測統合推進本部の総会が2日開かれ、62次観測隊(橋田元(げん)隊長)の44人は新型コロナウイルス感染防止のため、検査と隔離期間を経た後、今月20日に観測船しらせで横須賀を出港し、昭和基地へ直行することが決まった。1956年11月の1次隊出発以降、寄港も途中補給も無しで往復するのは観測史上初めて。
また、来秋出発の63次隊は、隊長が牛尾収輝(しゅうき)・国立極地研究所南極観測センター教授(58)=極域海洋学=、副隊長兼越冬隊長は沢柿教伸(たかのぶ)・法政大准教授(54)=自然地理・氷河地質学=と決まった。
62次隊は観測など当初の計画…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル