南極・昭和基地での活動を終えた第60次南極観測隊の越冬隊と第61次夏隊の本隊計約70人が20日、南極観測船「しらせ」経由地の豪シドニーから飛行機で成田空港に到着した。家族らの出迎えを受けた隊員らは「お疲れさま」「ありがとう」と声を掛け合って労をねぎらった。
1年強の昭和基地滞在を終えた第60次越冬隊員の井上創介さん(37)は「子どもが大きくなったのを見て1年がたったと実感した。一緒に過ごしたみんながばらばらになるのは寂しい」。松本なゆたさん(40)は「久しぶりに帰ってきたという感慨はあまりない。出身地の金沢に帰ったら感動するかも」と笑顔だった。
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