政府の地震調査委員会は13日、静岡県から九州沖合にかけての南海トラフ沿いで、マグニチュード(M)8~9級の巨大地震が20年以内に起こる確率が「60%程度」に高まったと発表した。昨年時点では「50~60%」だった。
発生確率は、過去の発生間隔と直近の地震からの経過年数で計算しているため、毎年少しずつ高まる。評価の方法や、想定される震源域に特に変化はないという。
10年以内の発生確率は「30%程度」、30年以内は「70~80%」、50年以内は「90%程度もしくはそれ以上」とそれぞれ据え置いた。
委員長の平田直・東京大名誉…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル